渡邉 勇太朗選手 (浦和学院)

渡邉 勇太朗

球歴:浦和学院

都道府県:埼玉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:190.0 cm

体重:90.0 kg

学年:卒業

短評

浦和学院の先発マウンドに登ったのは、県大会では故障のためベンチ外だった渡邉 勇太朗(3年)だ。  190センチ87キロと恵まれた体躯をしているが、技術力は非常に高い投手。ぎりぎりまで左肩が開かず、球の出どころを隠し、滑らかな体重移動から威力抜群のストレートを投げ込む渡邉はプロのスカウトから注目を浴びる存在だ。復帰初登板が注目された渡邉は、期待に違わぬピッチングを披露した。  渡邉は立ち上がりから常時138キロ~142キロのストレートを投げ込み、ストレートの復調をアピール。さらに変化球も125キロ前後のスライダー、120キロ前後のカーブ、125キロ前後のフォークを両サイドへ投げ分け、完成度の高いピッチングを披露した。  しかし3回裏、二死一、二塁から3番宮本和弥(3年)に右中間へ適時三塁打を打たれ、2点を先制される。  だが浦和学院は4回表、一死二塁から5番蛭間 拓哉(3年)が中前適時打を放ち1点をを返し、6番上野も安打でつないで、一死一、二塁から7番小町竜梧(3年)が左翼線を破る適時二塁打で同点。なおも一死二、三塁から渡邉の中犠飛で勝ち越しに成功する。  渡邊は5回一死まで投げて2失点の力投。まだ回復途上で、無理をさせずに実戦経験を積ませる意図が見える。内容を見るとストレートは1イニング5球前後は140キロを計測しているが、まだ決めに行く場面でストレートを引っかけたり、垂れてしまったりしているのがもったいない。  夏までに長いイニングを投げられ、さらに大事な場面でマックスのストレートで空振りを奪えるまでになるともっと評価は上がってくるだろう。
更新日時:2018.05.29

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