櫻井 周斗選手 (日大三)

櫻井 周斗

球歴:日大三

都道府県:東京

ポジション:中堅手, 投手

投打:左 / 左

身長:177.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年3月19日)  日大三の先発、左腕の櫻井 周斗(3年)が抜群の立ち上がりを見せた。縦に割れる127、8キロのスライダーのキレが素晴らしく、1~3回まで毎回三振を2つずつ奪い、6回が終わった時点で被安打4、奪三振10、失点2という内容。ストレートは最速142キロを計測し、「超高校級」というにはあと3、4キロほしいが、〝名人″と形容したくなるスライダーのキレを備えているので、私は違和感なくその称号が受け入れられる。  とくに見応えがあったのが打の超高校級、履正社の3、4番、安田 尚憲(3年・三塁手)、若林 将平(3年・外野手)を迎えたときのピッチングだ。ストレートを1、2球見せ球にした徹底的なスライダー攻めを敢行したのだ。安田は1~3打席すべてスライダーを空振りして三振、若林は第1打席がスライダー、第2打席がチェンジアップ、第3打席がストレートを空振りして三振。実に10奪三振のうち6個をこの2人から奪っている。  櫻井の投球フォームは右肩上りに特徴がある。プロ野球選手でいえば、元広島のエース・川口和久が近い。前肩が上り、一本背負いのような形でボールを押さえ込みにいく。これが6回までのピッチング。7回以降は前肩が上ったままボールを押さえ込めず、高めに抜ける球が非常に目立った。7回表は2つの四球、1つの四球と左前タイムリーで1点を失うが、よくこれくらいで済んだと思う。
更新日時:2017.03.20

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