櫻井 周斗選手 (日大三)

櫻井 周斗

球歴:日大三

都道府県:東京

ポジション:中堅手, 投手

投打:左 / 左

身長:177.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

寸評

 背番号8を付けながらも、チームの主力投手として活躍。投打の軸として、チームを秋の東京大会準優勝に導きました。特に清宮幸太郎(早実)から5打席連続三振に討ち取ったのは印象的でした。 (ここに注目!)  清宮から5三振奪ったスライダーは、曲がり幅の大きなスライダー。この球を低めのボールゾーンに集め、振らせる技術を持っている。 (投球内容)  MAXは144キロだということですが、観た感じでは130キロ台中盤ぐらいに見えます。カウントを稼ぐスライダーと、低めのボールゾーンに切れ込む空振りを誘うスライダーを使い分けてきます。しかし基本的にコントロールはアバウトで、まだストライクゾーンの枠の中に集めるだけといった感じでしょうか。  クィックは、1.25~1.35秒前後とやや遅いのが気になります。牽制やフィールディングは、ごく平均レベル。細かい制球や微妙な駆け引きはありませんが、投げっぷりは良い方ではないのでしょうか。 <長所>  お尻が三塁側(左投手の場合は)に落とせる無理のないフォームで、腕の送り出しにも負担がかからない投げ方。そのため故障のリスクは、低いように思います。 腕は強く振られているので、速球と変化球の見極めが難しく空振りを誘いやすいということ。ボールにも適度に体重が乗せられているので、打者の手元までの勢いがあります。 <課題>  グラブが内に抱えられていないので、外に逃げようとする力を内に抑え込めずフォームが暴れます。このへんをもう少し修正できると、球筋も安定して来るのではないのでしょうか。  着地までの粘りがまだ作れていないので、フォームが一辺倒なのが気になります。こうなると打者からは、イチ・ニ・サン のタイミングで合わせて来るので、それを崩す ニ~の の粘りを作りたいところ。
更新日時:2016.12.06

将来に向けて

 投げっぷりがよく、力投派のサウスポー。それにスライダーという、特徴のある変化球を持っています。あとは、コントロールと投球術を学ぶこと。勢いだけではない相手を観ての投球を身につけ、再び清宮幸太郎の再戦をぜひ観てみたいものです。
更新日時:2016.12.06

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