佐野 涼弥選手 (浦和学院)

佐野 涼弥

球歴:浦和学院

都道府県:埼玉

ポジション:左翼手, 投手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2016年5月21日)  佐野 涼弥は栃木下野シニア出身でかなり注目されて入部した投手だが、素質自体は小島 和哉(現・早大)を上回るものを持った逸材だとみていい。右肩の開きが抑えられ、大きなテークバックから鋭く腕を振って投げ込む姿は、小島と似通ったところがあるが、1年生の小島よりも球威はあり、すでに135キロ前後の直球をどんどん投げ込んでくる。120キロ前後のスライダーにもキレがあり、浦和学院からすれば久しぶりに表れた大物左腕だが、この場面は酷だったが、打たれるのではなく、2つのミスで、一死一、三塁のピンチを招き、8番西角優杏(3年)が中前適時打を放ち、4対3の1点差に迫られると、9番小柳晃詞(3年)にも適時打を浴びて同点を許す。  佐野は、コンスタントに130キロ中盤していたとはいえ、甘く入ったボール。さらに勢いがついた日本航空打線を止めることはできなかった。これも彼にとっては良い経験になったのではないだろうか。  佐野投手については、2018年度のドラフト候補生として取り上げられる投手になれるか、大いに注目したい投手。何度も述べるように小島が出てきたのは1年秋から。136キロも出すことも稀だった小島と違い、佐野はコンスタントに130キロ中盤をたたき出していて、速球にも角度があり、とにかく筋の良さしか感じない。高卒プロでいけるような投手に育ってほしい。
更新日時:2016.05.21

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