小松 勇輝選手 (東海大相模)

小松 勇輝

球歴:東海大相模

都道府県:神奈川

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

身長:172.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

短評

 1年春からショートのレギュラーを獲得した小松勇輝。杉崎成輝を思い出す選手だが、当時の杉崎よりも、プレーの表現力が高い。ホームランを打つ長打力もあり、俊足、さらに守備範囲の広さを誇る遊撃守備。来年の東日本を代表するショートストップとなるだろう。小松の凄さが最も現れた横浜商大高戦を振り返る。 観戦レポートより抜粋(2017年4月18日)  試合の先手を握ったのは、東海大相模。1回裏、1番小松勇輝が、横浜商大高の先発・古野伊織から右前安打。普通ならば、ただのシングルヒットだと思うだろう。しかし東海大相模は二塁に行けると思ったら、躊躇なく目指すのが東海大相模の走塁スタイルである。小松は俊足を飛ばして一気に二塁へ陥れた。一死三塁から3番黒澤の左前適時打で1点を先制する。小松の好走塁によってもぎとった1点により勢いに乗った東海大相模は、黒澤がけん制悪送球により三塁まで進み、二死三塁から5番門馬大の適時打で2対0とした。  小松は今年の2年生ショートというくくりで見れば、選抜で大活躍を見せた小園海斗報徳学園)に匹敵する選手といっていい。ボールをコンタクトする能力、打球の鋭さ、広角に打ち分ける能力、初球から果敢に振っていく姿勢は小園に負けておらず、昨年から守備力が格段に高まった。一歩目の動きだし、捕球するまでのスピード、捕球してからの送球に移行するまでの動作は速い。またスローイングも1年生のころと比べると強くなり、全体的に守備の動作のスキルが高まっている。東海大相模が実践するアグレッシブ・ベースボールを体現した逸材であり、非常に楽しみなプレーヤーだ。
更新日時:2017.05.18

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です