川端 健斗選手 (秀岳館)

川端 健斗

球歴:秀岳館

都道府県:熊本

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:175.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年3月23日)  先発の左腕・川端 健斗(3年)も昨年から[stadium]甲子園[/stadium]で投げていた投手で、素質のよさは見えていた。しかし、継投策を取るチームの中にあって個性は見えにくく、175センチ、70キロの体格も目を引かなかった。ところがこの日の川端は目立った。投球フォームは本当に真上から投げるオーバースローで、体重の後ろ残りと前肩上りがあるクセの強さ。普通、こういうフォームはマイナスに評価するが、川端の場合はこのクセの強さがボールを上から押さえ込む長所に生まれ変わる。  ストレートは最速146キロに達し、これも前年より3、4キロ上回っている。125、6キロのスライダーはさらによく、真縦の軌道で右打者の内角に鋭くキレ込み、横変化でも打者を翻弄する。1点許した6回裏は尚も二死一、二塁で、打席には5番高鉾颯馬(3年・左翼手)を迎えるというピンチの場面。ここで川端は、初球が逆クロスと言っていい右打者の外角にストレートを投じ、2球目が内角へのスライダー、そして3球目に再び外角へのストレートという配球で3球三振に仕留めている。結果的に8回を投じ被安打5、奪三振10、四球4、死球1という内容。四死球は多いが、奪三振の多さはストレートの球速アップと変化球の精度の高さを証明している。
更新日時:2017.05.13

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