西浦 颯大選手 (明徳義塾)
短評
観戦レポートより抜粋(2016年8月16日) 満塁本塁打を放った西浦 颯大。本塁打を打った球は甘めのストレートだったが、それを逃さず打ち返せるようになった。 スクエアスタンスで構え、トップをしっかりと取ってから、やや前裁きでボールを捉える選手だが、[stadium]甲子園[/stadium]では外角を強く叩いて、鋭いゴロ、ライナー性を飛ばすことができており、まだ体の力が足りないだけで、これから肉体的な強さに加え、今回の試合ぐらいの集中力でやっていけば、もっと結果を出せる選手だと思う。 もともと外野手だが、今回は一塁手。打撃重視の起用と思いきや、守備もしっかりと評価しての起用。明徳義塾の内野手たちが次々と好フィールディングを見せるが、送球がワンバウンド、ショートバウンドになる事が多い。そんなバウンドに対しても西浦は難なくさばくことができていた。新チームになれば、外野手になると思うが、いろいろ器用な選手であることが分かったので、今後も、一塁・外野を兼ねながら、長打力を大きく伸ばしていけば、北川倫太郎(現・楽天)以上の評価を受ける可能性もゼロではないだろう。今回の[stadium]甲子園[/stadium]の活躍を上達のきっかけにしてほしい。
更新日時:2016.08.16