田中 寛大選手 (英明)

田中 寛大

球歴:英明

都道府県:香川

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:176.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

寸評

 足を高くひきあげる ノーラン・ライアン風 のフォームで、チームを四国大会 優勝に導きました。またその投球で、神宮大会選抜出場の切符も勝ち取りました。。 (第一印象)  MAX141キロというと速球派のイメージを受けますが、けしてそういった勢いで押すタイプではありません。むしろ引き上げた足が地面をなかなか捉えないで、タイミングが合わせ難い技巧派の印象を受けます。 (投球内容)  球速は、常時130~中盤ぐらいまでがほとんど。とくに滅法ボールがキレるとか、グ~ンと伸びてくる感じもしません。最大の良さは、速球と見分けの難しい、曲り幅の小さなスライダーやツーシームという変化球。こういった球を織り交ぜつつ、ボールを散らせて来るのが、この投手持ち味。コントロールに危なっかしさは感じませんが、それほど微妙な出し入れをするという感じは致しません。 <長所>  最大の特徴は、引き上げた足を地面に着きそうところからグ~ンと前に逃し、なかなか地面を捉えない粘りにあります。これにより打者は、中々上手くタイミングがはかれません。  腕は強く振れているので、速球と変化球の見極めは困難。足の甲でも深く地面を捉えており、ボールもそれほど上吊りません。 <課題>  重心が深く沈み過ぎていることで、体重がグッと前に乗ってきません。この辺が、打者の手元まで生きたボールが行かない要因ではないのでしょうか。  グラブを最後までしっかり内に抱えてられないので、外に逃げようとする遠心力に振られて、コントロールを乱す要因を作ります。
更新日時:2015.01.31

将来の可能性

 それほど体も大きくありませんし、投球自体はドラフト候補の匂いはしてきません。一冬越えた成長次第でしょうが、技巧派などで今後は生き残ってゆくのか、その方向性はまだ見えてきません。選抜でどのような投になって戻って来るのか、ぜひ注視してみたい一人です。
更新日時:2015.01.31

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