田中 寛大選手 (英明)
短評
観戦レポートより抜粋(2014年9月13日) 素晴らしかったのは英明先発の田中 寛大(2年・投手・左投左打・175センチ80キロ・高松市立古高松中出身)の116球6安打4奪三振2四球での完封劇である。 夏の香川大会では絶対エース・赤川 大和(3年)の故障により思わぬ形でマウンドを任され、2失点に留めるも初戦敗退に終わった田中。たがこの日は、NPB3球団が視察に訪れた中にあっても冷静なピッチング・エースの貫禄を見せた。 この日は山城 大智(沖縄尚学3年)や、山岡 就也(広島新庄3年)を思わせる脚を高く上げるライアンスタイルから「球もちよく前でボールを離すことを意識した」自己最速141キロのストレートや、決め球の1つにしているツーシームなどが次々と低めへ。 2回戦以降での先発が予想される最速139キロをすでにマークしている中西 幸汰(2年・投手・左投左打・165センチ64キロ・高松市立香川第一中出身<3年夏以降は高松 Regulation Baseball Clubに所属>)との左2本柱は香川県内のみならず、もし四国大会に進めば他3県代表校にとって最大の脅威となるだろう。
更新日時:2014.09.17