坂口 大誠選手 (奈良大附)

坂口 大誠

球歴:奈良大附

都道府県:奈良

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:181.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年10月26日) 「近畿大会の準々決勝は選抜がかかった試合なので、力んだところがありました」 奈良大附のエース・坂口 大誠(2年)はこの試合の投球をそう振り返った。  今年の近畿大会でも好投手として注目されている坂口。180センチ73キロと手足が長くすらっとした投手体型で、好投手という雰囲気を感じさせる。坂口の魅力は、球速表示以上と感じさせるストレートだ。スピードガンの数字では、130~135キロぐらいなのだが、130キロ後半は出ていてもおかしくないぐらいの勢い、キレがある。  坂口本人もキレの良いストレートを投げることを意識しており、「ネット裏から観るのと、実際に打席に入るのでは、僕のストレートの見方が違ってくると思います」と自信たっぷりだ。 だが今日に限っては本来のストレート、鳥羽戦(試合レポート)ほどの伸びではなかったというが、なかなか手元で伸びのあるストレートを投げている。  投球フォームは独特で、ノーワインドアップから始動し、左足を高々と上げた後、左足をインステップ気味に踏み出す。  投球時に左肩の高さで、その投手は何を重視しているのかが分かる。例えば真っ直ぐ捕手方向へ伸ばす投手は制球力を意識し、高々と上げる投手は角度を意識している投手が多い。左肩を下げる投手は少ないのだが、この場合も角度よく振り下ろすことを意識している投手が多い。  坂口の場合、特にチェックポイントもなく今のフォームになったと話すが、この投手の素晴らしいのは、球持ちが良いこと。指先にしっかりと力を伝え、高回転のストレートを投げることができている。これは大きな素質といえるだろう。
更新日時:2014.12.07

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