鷲﨑 淳選手 (創成館)

鷲﨑 淳

球歴:創成館

都道府県:長崎

ポジション:左翼手, 投手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:84.0 kg

学年:卒業

寸評

 秋は背番号1をつけていたものの、選抜ではマウンドに上がることなく終わってしまいました。将来性では、飛距離抜群の打撃の方にあるとも言われています。しかし選抜駒大苫小牧戦(2013年04月33日)では、3打数で無安打に終わり悔しい大会となりました。    (第一印象)     揃えた足を一度ベース側につま先立ちするタイプの打ち方ですが、けして始動が遅すぎていないところに好感を持ちました。    (守備・走塁面)     一塁までの塁間は、左打者ながら4.35秒強とけして速くありませんでした。投手というのもあったと思いますが、新チーム結成以来の33試合で盗塁は0個と、足でアピールするタイプではないようです。    左翼手としても、本職は投手という感じで可も不可もなしといった感じでしょうか。強い返球を見る場面はありませんでしたが、それほど強肩という感じは致しませんでした。投手としても、130キロ出るか出ないかぐらいの投手だと訊いています。    (打撃内容)    どちらかというと、引っ張って巻き込みたいタイプの強打者なのでしょうか?    <構え> ☆☆☆    両足を揃えたスクエアスタンスから、一度ベース側につま先立ちして打ちにゆきます。グリップの高さは平均的で、体の近くに添えます。腰の据わり具合・両目で前を見据える姿勢・全体のバランスと平均的。    <始動> 遅め    ボールを手元まで引きつけて叩く、長距離打者が多く採用する始動です。    <下半身> ☆☆☆     始動~着地までの「間」は短いので、瞬時にいろいろな球には対応できません。そのため狙い球を絞って、その球を逃さない鋭さが求められます。軽くベース側にインステップして来るように、外角に意識がある打ち方。踏み出した足元もブレないので、外角や低めの球をキッチリ叩くことができます。   <上半身> ☆☆☆     打撃の準備である「トップ」を作るのは自然体で、始動の遅さは問題ないのでは。バットの振り出しはけしてインサイド・アウトではありませんが、バットの先端であるヘッドが下がることなく、最後まで力強く振り抜けています。    <軸> ☆☆☆☆    足の上げ下げは小さいので、目線は大きくは動きません。体の開きも我慢出来ていますし、軸足も大きくは崩れません。軸がブレない、良いスイングをしていると思います。
更新日時:2014.04.28

将来の可能性

 甲子園では結果を残せませんでしたし、投手としても登板がありませんでした。しかしこの悔しさをバネに、大きく伸びて行って欲しい一人。強打者としての片鱗は垣間見られたので、更なる成長を期待してやみません。
更新日時:2014.04.28

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