宇佐川 陸選手 (済美)

宇佐川 陸

球歴:済美

都道府県:愛媛

ポジション:二塁手, 遊擊手

投打:右 / 左

身長:178.0 cm

体重:62.0 kg

学年:卒業

寸評

 安楽 智大と共に打線を引っ張るのが宇佐川 陸。バットコントロールの良い打撃と軽快なフットワークがある守備が持ち味のショートストップで、2013年度の愛媛県の内野手を代表する存在になっていくのではないだろうか。 (打撃)  膝の柔軟性が目に付く好選手。低めの球も捌いて長打にする事が出来る選手だ。選球眼も良く、またしっかりと狙い球を絞って打ちに行く選手。  スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて膝を曲げてバットを寝かせて構えている。始動の仕掛けはリリースしたところからで、足を真っ直ぐ上げてインステップ気味に踏み込んでいる。トップの動きを見ていくと捕手側方向まで引いていき、トップがグリップに入らずに取ることができている。ただ外角を裁くためにインステップ気味に踏み込むので、内角よりの直球、変化球は難しそうだ。  彼が素晴らしいのは自分の狙い球に対して、しっかりと捌く集中力の高さがあること。特に低めに強く、綺麗なスイング軌道で、ボールの下を叩き、鋭い打球を飛ばすことができている。踏み込んだ時の足元が崩れず、軸足で押し込んで打ち込むことができており、強い打球を打つ形ができている。体格自体はそれほど際立ったものはないのだが、押し込みの強さが目立つのは強打・済美の指導・鍛錬があるからであろう。 (守備・走塁)  目に付いたのは軽快なフットワーク。軽快に打球に飛びついていき、ボールを捌いているが、まだ安定感がなく、ミスするのが見られる。もう少し守備の確実性を高めていけば面白い。 塁間タイムには詳しいタイムはわからなかった。もしセンバツに出場してチェックする機会があったら、注目していきたい。
更新日時:2013.01.19

将来の可能性

 打撃は低めを打つ技術、狙い球を逃さない集中力の高さが光る好内野手。所作からセンスの高さを感じさせ、安樂のほかに注目選手がいるかといったら彼の名前を上げるであろう。もしセンバツに出場すればじっくりとチェックしたい選手である。
更新日時:2013.01.19

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