岸 潤一郎選手 (明徳義塾)

岸 潤一郎

球歴:明徳義塾

都道府県:高知

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:175.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年生ながら、甲子園のマウンドにも上がった将来楽しみな好投手。特に明徳義塾は、高知予選で福 丈幸福永 智之の二人の投手しか登板してなかったので、この夏の初の登板が最高の舞台という幸運の持ち主。 (第一印象)  けして身体は大きくないのですが、ボールにシッカリ体重を乗せることが出来るのが魅力です。中々一年生で、下半身をこれだけ上手く使える選手はいません。大舞台でも動じないように、マウンド度胸も光りました。 (投球内容) 投球は、常時135~MAX139キロぐらい。ボールに勢いがあるだけでなく、小さく横滑りするスライダーを振らしたり、縦に鋭く落ちる縦スラを扱うなど、見た目以上にボールを振らせる技術に長けています。まだボールにはバラつきが見られますが、四死球で自滅するような危うさありません。ある程度のまとまりと、ボールの力を兼ね備えた好投手です。 <長所>         腕を強く振れるので、速球と変化球の見分けが難しいですね。彼のように変化球を振らせる投手には、特に大事な要素です。  また冒頭にも書いたように、ボールに体重を乗せるのが非常に上手いです。そのためボールの勢いが、打者の手元まで衰えません。        <課題>         足の甲の押しつけが、少し浅いですね。ボールが上吊りやすい要因になっていますし、まだリリースにバラつきがあり、球筋が安定していません。
更新日時:2012.10.05

将来の可能性

 ボールの勢いも良く、一冬超えれば140キロ台も期待できそうです。非常に縦・横に良い変化球を持っており、その生かし方を知っています。このまま身体も大きくなりスケールアップして来るようだと、最終学年ではドラフト候補として注目されそうです。明徳義塾の投手は、早熟で終わってしまうことが多いので、着実な成長を期待しています。
更新日時:2012.10.05

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