藍野 昌弥選手 (千葉経大附)

藍野 昌弥

球歴:千葉経大附

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

短評

(観戦レポートより抜粋 2010年10月31日) 今日はまさに藍野デーだった。 投げては8回途中に山口にマウンドを譲りながらも、9回に再び登板し、2失点の好投を見せ、打っては4打数3安打1四球2得点と活躍を見せた。 180センチの長身から投げ込む速球は常時120キロ後半~135キロを計測。球に威力があり、詰まらせる投球を展開する。 立ち上がりは2番谷田部孝太(2年)に四球を許し、さらに3番鈴木薫(2年)にファールで粘られ、苦しい投球を強いられていたが、鈴木はファーストライナーに打ち取り、そして谷田部も飛び出しライナーゲッツー。苦しい立ち上がりをライナーゲッツーでイニングを終えることができ、藍野にとってはラッキーであった。 2回以降、藍野はとにかく腕を強く振ることを意識した投球。 力強い腕の振りから威力のあるボールコーナーに決めていき、さらに小さく横滑りするスライダーを織り交ぜながら、投球を組み立てていき、文星の打者を抑えていった。 抑えることで、彼もリズムに乗ってきたのか。抑えたら声を上げるシーンも見られた。 関東大会の初戦で一試合通して投げ切ったことは彼にとって大きな自信になったことだろう。 課題を挙げるとスライダーとチェンジアップを投げるときには腕が緩こと。 また力むとボールを押し出す投げ方になってしまい、切れのないストレートになってしまう。 ボールの切れを生むことを重視していけば、この投手は更に良くなる。 打撃については、投手ということもあって詳しく分析していないが、リストの強さを活かした打撃が売りだ。 野手顔負けの打球を飛ばし、速い打球で外野へ抜けていく。 打撃スタイルは来た球を思い切り巻き込んでレフト方向へ飛ばしていくが、この選手が右打ちを覚えたら更に警戒しなければならない打者になるだろう。
更新日時:2011.01.05

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