
岸田 行倫 (報徳学園)
- 短評
- この男に期待するのはマルチ性だ。捕手も、投手もこなすこのマルチなプレイヤーに少人数のベンチ入りのアマチュア野球においてこれほど貴重な男もいないだろう。
・打撃 3
突出したものはないが、木製バットに早くも対応が出来ており、右、左に打ち分ける打撃を見せている。打球の早さもまずまずで、これから振込みをしっかりと行っていけば、木製バットでも長打が期待できるのではないだろうか。勝負所で落ち着いて打席に入っているので、勝負所で打てるのが心強い。
・守備 4
安定したキャッチングといい、投手を強気にさせるインサイドワークが光る。コントロールの良い投手が多く、上手く考えながらリードできているといえるだろう。スローイングは2.00秒前後だが、コントロール自体もまとまっている。また捕手以外では一塁以外を守っているが、ポジショニングはよく、また球際が強い守備を見せており、安心できる存在と言えるだろう。
・走塁 2
具体的に走塁をアピールする場面がなかったが、脚力を見ると、ずば抜けた足が速い選手にも見えなかった。 - 将来の可能性
- 見ていていろいろなことがこなせそうな頼れる存在。これからも打撃、守備のキーマンとして期待出来る選手といえるだろう。
- 情報提供・文:2014.08.31 河嶋 宗一
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