深浦 幹也選手 (福岡大大濠)

深浦 幹也

球歴:福岡大大濠

都道府県:福岡

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:175.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋 0対0で迎えた3回表、深浦が2点適時打を放つ。そして深浦は目覚ましい投球。「投手を始めたときからこういうフォームになっていました」と語る投球フォームは独特で、右肩のグラブを高々と掲げ、真っ向から振り下ろす投球フォームは小島和哉(千葉ロッテ)を彷彿させる。何より体の入れ替えがうまく、体幹を鋭く回転できるフォームは大きな可能性を感じさせる。  そんな深浦のストレートは常時135キロ~138キロを計測。ガンによっては140キロを超えた情報もあり、確かにこれまで筆者のガンで140キロを出した左腕投手と比較しても勢いはそん色がない。回転数が高いストレートは魅力的で、自信とする125キロ前後の縦スライダーも切れが鋭い。  受ける星子も「大会前の練習から調子が良いなと思っていたのですが、今日は今まで一番良かったですね」と大絶賛。深浦も「ストレートの走りは非常に良かったです」と手ごたえを感じていた。  鹿児島大会で7本塁打を記録した強打の尚志館打線に対して、リードする星子は「丁寧に投げること。不用意に投げては長打になるので、そこは気を付けながら、しっかりと腕を振らせることを意識した」と、尻上がりに調子を上げていきながら、抑えていく。 投げては深浦が7回を投げ、11奪三振、1四死球、無失点の完封勝利を挙げ、2回戦に進出した。八木監督は「緊張感のある初戦で最も平常心で投げられる投手ということで送り出しましたが、しっかりと投げてくれたと思います」と労った。深浦は濱地真澄三浦銀二といった歴代の好投手たちに憧れ、福岡大大濠に入学。1年生からマウンドを経験してきた。甲子園で活躍する同学年の姿を目に焼き付け、レベルアップを目指してきた。夏では「彼らに負けたくないです」と意気込んだ2年生左腕はますます見逃せないだろう。
更新日時:2019.05.09

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