鈴木 寛人 (霞ヶ浦)
鈴木 寛人
- 都道府県:
- 茨城
- 高校:
- 霞ヶ浦
- 学年:
- 2020年卒
- ポジション:
- 投手
- 投打:
- 右/右
- 身長:
- 186cm
- 体重:
- 76kg
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- 短評
観戦レポートより抜粋(2019年8月7日)
結果だけ見れば霞ヶ浦の先発、鈴木 寛人(3年)は2回3分の1を投げ、失点7(自責点5)でマウンドを降りたので評価が高いのはおかしいが。私はドラフト1位級のピッチャーだと思った。ともにベテランのスカウトに聞くと、西日本のスカウトは「外れ1位」といきなり断言した。茨城大会の決勝ではストレートの球速が142、3キロ止まりで首を傾げたらしいが、この日のストレートの最速は148キロを計測し、スライダー、フォークボールも腕がよく振れ、キレも鋭かった。ちなみに、東日本のスカウトはステップが淡白で、打者がタイミングを合わせやすいと言っていた。と言っても、ボールの力は認めている口ぶりだった。
一部でも目利きのスカウトが「外れ1位クラス」と評価する鈴木が1回に2本のホームランを打たれ2点、2回に2安打とエラーが絡み2点、3回にホームランを含む3本の長短打を連ねられて3点を失い降板してしまった。これは鈴木に原因を求めるより、履正社のバッティングを評価したほうがいいと思う。
ピッチング以外のディフェンス面で課題が見えた。たとえば塁上に走者がいるときのクイックモーションは明らかに急いでいた。第3試合に登板した星稜の奥川 恭伸(3年)なら、ゆったりしたモーションに見えて走者を塁上に釘付けにできる1.1秒台をキープし、大船渡の佐々木 朗希(3年)もゆったりした動きでありながらクイックタイムは1.0秒台を堅持していた。そういう投げること以外の技術も身に付けてほしい。- 情報提供・文:2019.08.07 小関 順二
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