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清宮福太郎(早稲田実業)、どん詰まりも自慢のパワーでマルチヒット。そして守備ではファインプレーも!

2020.07.28

清宮福太郎(早稲田実業)、どん詰まりも自慢のパワーでマルチヒット。そして守備ではファインプレーも! | 高校野球ドットコム
4番レフト・清宮福太郎(早稲田実業)

 早稲田実業のスラッガー・清宮福太郎八王子実践戦で4番レフトでスタメン出場。4打数2安打と、今大会通算安打は3本としている。

この試合は八王子実践のエース・後藤結人の前に苦しんだ。後藤は最速146キロを誇る速球派右腕で、この試合は最速143キロをマークし、120キロ~120キロ後半のスライダー、120キロ中盤のスプリット気味に変化するツーシームとドラフト候補にふさわしい投げ込んでおり、2安打といえば、聞こえは良いが、清宮もかなり苦しんだ。その2安打も清宮のパワーによってヒットにすることができた。

 第1打席はどん詰まりの右前へポテンヒット。滞空時間の長いフライとなり、セカンドとライトの前に落とすことができた。無死満塁のチャンスで回った第2打席は外角スライダーに引っ掛け三ゴロ併殺打。第3打席は滞空時間の長い遊撃フライ。そして第4打席もライトとセカンドの間に滞空時間の長いポテンヒット。この試合はヒット性の打球はなかったが、それでも滞空時間の長いフライを見れば、改めてインパクトの強さ、強靭なパワーが分かる四打席だった。

 また守備でも見せ場を作った。5回表、八王子実践の4番・高野 哲平が放ったレフトへ痛烈な打球を見事に好捕。反応も良く、ジャストタイミングで捕球ができていた。

 2試合連続安打の清宮。3回戦では7月30日、都立八王子桑志・都立山崎/都立府中西の勝者と対戦する。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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