News

21世紀枠・氷見は30年ぶりセンバツ 地元の期待を背負い、ナインが晴れの舞台へ

2023.02.28

21世紀枠・氷見は30年ぶりセンバツ 地元の期待を背負い、ナインが晴れの舞台へ | 高校野球ドットコム
氷見ナイン

 第95回記念大会となる23年センバツは3月18日に開幕する。コロナ禍以前のように、全校による開会式が行われるなど、大会は熱気を帯びることが予想され、甲子園の舞台での球児たちの全力プレーが期待される。出場を決めた各校の過去のセンバツの記憶をたどってみる。

 昨年の秋季富山県大会で優勝し、北信越大会8強となった氷見(富山)が21世紀枠に選出され、30年ぶり2度目のセンバツ出場を決めた。過去のセンバツ成績は以下の通り。

★1993年
2回戦:●3対6 八幡商(滋賀)

 初出場だった前回のセンバツでは初戦敗退に終わった。失策5が響いての失点で、相手チームよりも多い8安打を放ちながら敗れてしまった。1965年夏の甲子園でも初戦敗退。過去2度の甲子園では白星がない。

 氷見は氷見市内唯一の高校で、部員は17人。少ない人数ながら快進撃を図った上に、部員17人中16人が氷見市内の中学校出身者ということなどが評価されて、今回の21世紀枠選出となった。30年前に出場した際に集まった寄付金の一部で、厳しい冬でも練習ができる室内練習場の設備を充実させたという。

 30年分の地元の期待も背負って、聖地初白星に挑む。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【秋田】明桜と横手清陵がコールド勝ちで4強入り<春季大会>

2024.05.22

阪神・佐藤がフェンス直撃のタイムリー!昨日のHRに続き今日もバットで結果!再昇格へ連日アピール!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>