News

最速143キロ右腕、189センチ大型内野手など、都立校にも逸材はゾロリ

2022.01.18

 2021年の秋季東京都大会では国学院久我山が優勝し、センバツへの出場が確実視されている。国学院久我山を筆頭に、この大会では強豪私学が力を発揮したが、都立勢の躍進も見逃せない。

 東京都の21世紀枠推薦校に選ばれた都立狛江のほか、都立小山台都立日野など力のあるチームが今年も揃っているが、今回はその他の都立校で見つけた逸材たちを紹介する。

都立雪谷
御園 拓摩(1年)
中学時代は大田水門ボーイズでプレー。現在は1年生ながら、投打でチームを支えている。この夏はもちろん、都立校のなかでも、実力ある選手として注目される。

長谷川 大和(2年)
投打でチームを引っ張る主力選手。遠投80メートルの地肩を活かした投球や、鋭いスイングで快音を響かせる。

渡邊 顕人(2年)
遠投100メートルを誇る強肩を活かして、最速143キロを計測する速球派。183センチ、75キロながら、まだまだ体は発展途上で、夏までにフィジカルが強化されると、一躍注目右腕となる可能性を秘める。

石原 悠聖(2年)
捕手としてもチームをけん引する大黒柱。175センチ、72キロとがっちりとした体格で、力強いスイングが光る。

都立文京
板倉 勇一(2年)
高校通算2本塁打をマークしているパンチ力が持ち味。守備でも遠投90メートルの肩の強さがある遊撃手でもある。強打の内野手としてチームを引っ張ることが期待される。

斉藤 陸(2年)
守備が持ち味の選手で、広島・菊池涼介内野手(武蔵工大二出身)のようなプレースタイルを目指す。打者としてはつなぎ役で、相手にとって嫌らしい粘り強さを持つことを意識している。

尾上 空(1年)
1番打者ながら豪快な打撃で打線に勢いを与える。ムードメーカーとしても、チームを明るくする存在で、都立文京にとっては欠かせない。

植田 英備(2年)
ここまで通算9本塁打をマーク。178センチ、70キロと特別、体が大きいわけではないが、球を押し込む力が優れており、チームの主砲として春以降も打線をけん引する。

都立豊多摩
藤曲眞平(2年)
189センチ、80キロと恵まれた体格を持っており、広角にも打ち分ける技術がある。打撃に豪快さが出てくると、より面白い内野手となる。

浦本 琉司(2年)
167センチ、60キロと小柄ではあるが、全身を生かしたパワフルなスイングが光る。

川上 昊介(1年)
元ソフトバンク監督・工藤公康氏を参考にフォームを固めたという期待の左腕。現在は122キロと数字はまだまだだが、今後の成長が楽しみ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.21

【関東】帝京が2発12得点のコールド勝ち、常総学院はセンバツV校に競り勝って4強入り<春季地区大会>

2024.05.21

【東海】中京大中京が20年ぶりに春の東海チャンピオンに輝く<春季地区大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>