小牛田農林vs柴田農林
小牛田農林が初戦突破
前夜からの雨は朝になっても降り続いていた。宮城はこの日、[stadium]Kスタ宮城[/stadium]での3試合のみ。球場は人工芝のため、試合開始が1時間半遅れたが、試合は行われた。
先攻の小牛田農林は1番・中塩新が死球で出塁すると、2番・柳原習への初球で二盗に成功。柳原はきっちり犠打を決め、一死三塁で3番・渡辺祥斗の三塁線へのヒットを放って先制した。
2、4回も内野安打などで走者を出すが、得点にはつながらず。5回、四死球で二死一、二塁とすると、4番・佐々木鴻のセンターへのヒットで1点を追加。さらに、二死一、三塁で6番・鈴木真大は右中間へ2点タイムリー三塁打。この回に3点を挙げた小牛田農林が4—0で2回戦に駒を進めた。
一方の柴田農林は、初回に一死から2番・小野寺大介が死球、3番・佐藤直人がセカンド後方、センターの前に落ちるヒットで出塁しチャンスを作ったが、4番・木村一樹がセカンドゲッツーに倒れて無得点。3回と6回には1番・高橋幸樹がセンターとレフトにそれぞれヒットを放ったが、後続が断たれた。7回には、木村がファウルで粘るなどして四球で出塁した後、5番・菅井歩樹の犠打で得点圏に。6番・寺島亮太、7番・島貫と粘ったが、いずれも三振に倒れた。結局、小牛田農林のエース・鈴木の前に3安打だった。
(文=編集部）
