11年の千葉の高校野球を盛り上げた191センチの大型右腕が勇退
高校時代の川名 健太郎
日本製鉄かずさマジックの川名健太郎投手(安房出身)の勇退が明らかとなった。
2008年に21世紀枠として甲子園に出場したことがある安房出身の川名は、191センチを誇る大型右腕で、右スリークォーター気味から140キロ前半の速球で押す逸材だった。
当時は専大松戸の上沢直之投手(現日本ハム)、千葉明徳の鈴木康平投手(現オリックスのK-鈴木)、市立柏の森和樹投手(元巨人育成)、成田の齋藤俊介投手(DeNA今季で引退)と、のちにプロ入りした好投手とともに注目された。
最後の夏は千葉大会ベスト8で終わったが、名門の法政大に進み、3年秋にリーグ戦初登板を経験し通算8試合に登板した。卒業後は地元の日本製鉄かずさマジックでプレー。今年はJABA静岡大会で1試合登板を経験していた。
(文=河嶋 宗一)