News

苦難の97年世代野手。ブレイク候補となるのはあの捕手か…

2021.02.05

苦難の97年世代野手。ブレイク候補となるのはあの捕手か… | 高校野球ドットコム
郡司裕也

 2015年夏の甲子園、そして日本開催となったU-18ワールドカップ。この世代は準優勝を果たし、圧倒した内容を示した。華も実力もトップクラス。プロでは実力だけではなく、故障に苦しむ選手が多い。

 オコエ瑠偉関東一出身)が手術、平沢大河仙台育英出身)も故障となっている。輝かしい高校時代の活躍を見ているファンからすれば、悲しい限りだが、その中で活躍を期待したい選手がいる。

 それが郡司裕也仙台育英出身)だ。平沢とともに二季連続で甲子園に出場。そして日本代表はスタメン捕手として好投手たちを支えた。

 そして慶応大ではリーグ通算94安打、11本塁打、大学日本代表に選ばれ、日米大学野球でも2本塁打、明治神宮大会決勝でも決勝本塁打と年々打撃力を強化していった。

 プロ入り1年目は一軍で30試合出場にとどまったが、二軍では17試合で、打率.289、出塁率.413と好成績を残している。

 キャンプでは長打性の当たりを連発するなど期待を残せる結果を示している。

 郡司は思考力が高く着実に取り組めるレベルアップができること。気づけば同世代より一歩先を行く可能性を見せているのではないだろうか。ぜひ活躍を期待したい。

関連記事
小笠原や郡司など 2015年夏の決勝を戦った東海大相模、仙台育英戦士たちから6名がNPB入り!
2015年全国優勝の東海大相模の1番~5番が社会人野球を継続!!
上野翔太郎など3名が強豪社会人へ 2015年夏の中京大中京ナインのその後

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.21

【関東】帝京が2発12得点のコールド勝ち、常総学院はセンバツV校に競り勝って4強入り<春季地区大会>

2024.05.21

【春季関東大会】今春センバツVの健大高崎が敗退!Wエース石垣元気・佐藤龍月が登板も反撃及ばず1点差に泣く 常総学院は池田翔吾が3安打2打点の活躍でベスト4進出!

2024.05.21

【東海】中京大中京が20年ぶりに春の東海チャンピオンに輝く<春季地区大会>

2024.05.21

【福島】22日準々決勝、学法石川と東日本国際大昌平が「再戦」<春季県大会>

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>