肩下がりの姿勢を見直そう

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2018.05.08

肩下がりと筋肉の緊張は連動しやすい。まずは自分の姿勢をチェックすることから始めよう。

 立った姿勢をチェックしてみると片側の肩の位置が下がっていることに気づくことはありませんか。野球選手には比較的よく見られるもので、利き腕側の肩が反対側と比べて下がった状態になっていることがあります。友人に正面や背面から姿勢をチェックしてもらうことでもわかりますし、自分で鏡を使ってチェックすることもできます。

 右投げ選手を例にとって考えてみると右腕をよく使っているため、右と左では筋力バランスに差が出てしまったり、筋肉の柔軟性が低下してしまったりしていることが考えられます。特に背中の右側の筋肉(広背筋)が張っていると、右肩は下方へと引っ張られてしまい、見た目の姿勢としても右肩が下がった状態になってしまいます。
 肩関節そのものがゆるい場合は、腕の骨(上腕骨)が下方に位置していることも考えられますが、多くの場合は背中や肩後方部の筋肉群が緊張し、肩甲骨の位置を下げていることがその原因として考えられます。肩甲骨は筋肉によって正しい位置に保持されているため、筋肉の状態によってその位置が変化してしまうのです。このような状態では肩の可動域にも制限がみられ、投球動作にも支障を及ぼすようになることが考えられます。

 「肩が下がっている」と気づいた場合はまず正しい姿勢で立つことが出来ているかどうかを確認しましょう。左足重心で傾いて立っていないか、猫背の姿勢になっていないかといった基本的なことをチェックします。そこから下がっている側の背中、肩後方部を中心にしっかりとストレッチを行いましょう。ストレッチポールなどを使って背中をほぐすこともオススメです。また反対側の肩は僧帽筋が緊張して上がりやすくなっているため、首を傾けて首周辺部のストレッチもあわせて行うようにすると良いでしょう。

文:西村 典子
球児必見の「セルフコンディショニングのススメ」も好評連載中!

【関連記事】
体調を「見える化」しよう 【ニュース - その他】
ケガをした組織別・修復の目安 【ニュース - その他】
第199回 素振りと腰のケガについて考える【セルフコンディショニングのススメ】
第8回 練習に取り入れたい障害予防エクササイズ!【チームを支える最高のマネージャーになるための5つのポイント】
第198回 ケガの応急処置~冷やす、温めるの判断とは【セルフコンディショニングのススメ】
第197回 手軽にできる夏の暑さ対策【セルフコンディショニングのススメ】
第7回 緊急時の怪我の対処法について動画で解説!【チームを支える最高のマネージャーになるための5つのポイント】
第224回 北海道日本ハムファイターズ 増井 浩俊投手【後編】 【2014年インタビュー】

コメントを投稿する

前の記事:
ついにベスト16出揃う!木更津総合らが5回戦へ!【千葉大会 19日の結果】
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る