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10月のU-23ワールドカップ日本代表監督に稲葉篤紀氏!トップチーム監督と兼務

2018.04.24

10月のU-23ワールドカップ日本代表監督に稲葉篤紀氏!トップチーム監督と兼務 | 高校野球ドットコム

 今年秋(10月19日~28日)にニカラグアで開催される【第2回WBSC U-23 ベースボールワールドカップ】に出場する日本代表監督と一部のコーチが決まり、昨日発表されました。

 監督は稲葉篤紀氏(45)で、トップチームの監督と兼務することになります。

 侍ジャパン公式HPで稲葉監督のコメントが掲載されています。

「若い選手たちとともに戦う侍ジャパンU-23代表の監督を任せていただき光栄です。また、私の目標である「東京オリンピックでの金メダル獲得」の実現には、監督として国際大会を戦う経験を積み上げていくことは重要であると考えており、このような機会をいただけたことに感謝しております。初めて海外で指揮を執ることとなりますが、日の丸を背負って戦うことの誇りを胸に、しっかりと戦いたいと思います。」

 また投手コーチは建山義紀氏(42)が務めることも決まりました。建山氏もトップチームの投手コーチと兼務する形になります。

 侍ジャパン公式HPに掲載されている建山投手コーチのコメントです。

「侍ジャパンU-23代表の投手コーチとして、若い投手たちと国を代表して戦うことに喜びを感じております。短期決戦の国際大会においては投手起用や継投策が勝敗を分けるカギとなることから、しっかりと準備をして大会に臨むとともに、実際の試合を通して選手たちが成長できるよう指導していきたいと思います。」

 U-23ワールドカップは2年前に第1回大会がメキシコで行われ、日本はプロと社会人の混成チームで臨み優勝しました。当時のメンバーには阪神の植田海選手や東北楽天の安樂智大投手、さらに登板こそなかったものの当時JR東日本に在籍する社会人選手だった田嶋大樹投手(オリックス)などが出場していました。

 大会のMVPは真砂勇介選手(福岡ソフトバンク)が選ばれ、本田圭佑投手(埼玉西武)の力投も光りました。ちなみに私もAbemaTVでゲスト解説をさせていただいた大会です。

 2年前は9月26日に日本代表の首脳陣が発表されましたが、第2回大会となる今回は前回大会より5カ月も前に監督と投手コーチが発表されたことになります。

 23歳以下の選手で臨む大会。昨年の大学日本代表や、3年前に日本で行われたワールドカップに出場したU-18(高校)代表メンバーが再び選ばれる可能性もあり、想像するだけで夢が膨らみます。稲葉監督を中心にどんなメンバーを選出するのか、楽しみですね。

第2回 WBSC  U-23ベースボールワールドカップ
開催地:ニカラグア
期間:10月19日~28日
侍ジャパンHP

(文:松倉雄太)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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