甲子園で4試合連続1点差惜敗からの脱却狙う、過去のセンバツ・山梨学院
山梨学院・林謙吾
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第95回記念大会となる23年センバツ出場校が決定した。コロナ禍以前のように、全校による開会式が行われるなど、大会は熱気を帯びることが予想され、甲子園の舞台での球児たちの全力プレーが期待される。出場を決めた各校の過去のセンバツの記憶をたどってみる。
関東からは昨年秋の関東大会で優勝した山梨学院(山梨)が、2年連続6度目のセンバツ出場を決めた。過去のセンバツ成績は以下の通り。
★1994年
1回戦:○7対1 掛川西(静岡)
2回戦:●1対9 桑名西(三重)
★2014年
1回戦:●2対6 福知山成美(京都)
★2019年
1回戦:○24対5 札幌第一(北海道)
2回戦:●2対3 筑陽学園(福岡)
★2020年=コロナ禍で大会中止
★2022年
1回戦:●1対2 木更津総合(千葉)
※延長13回タイブレークの末にサヨナラ負け
コロナによる大会中止をのぞき、実質4度のセンバツで2勝。1大会でまだ2勝を挙げることができていない。初出場だった1994年で初陣を飾り、19年では初回に10得点するなど、先発全員、24安打の大会タイ記録を打ち立てて大勝したが、ともに2回戦で敗れている。
昨年は木更津総合と激戦を繰り広げ、延長13回タイブレークの末に押し出し四球によるサヨナラ負けの悔しさを味わった。19年、22年と1点差に泣いて敗戦。春夏通算でも19年センバツから甲子園では4試合連続で1点差惜敗を喫しているだけに、ジンクスを破りたいところだ。
昨年秋の関東大会で29年ぶりの優勝を決めて臨む今大会。大きな自信を胸に初の大会2勝以上をマークしベスト8以上を狙う。