28日、第94回選抜高等学校野球大会(以下、センバツ)の出場校32チームが出揃い、全国各地に吉報が届き、歓喜の輪ができた。抽選会は3月4日に予定されているが、どんな大会になるのか既に期待で胸が膨らんでいる人も多いだろう。

 監督として甲子園に戻ってくる元プロ野球選手が2人いる。天理(奈良)・中村良二監督と九州国際大付(福岡)・楠城徹監督の2人だ。

 天理は3年連続26回目と2022年の出場校の中で最多のセンバツ出場となる。中村監督は高校時代3年間を過ごし、最後の夏は甲子園で優勝。その後プロの世界へ飛び立つと11年間NPBに在籍し、2015年からチームの指揮官を務めている。

 自分の行動、練習に責任をもって取り組むように普段から指導しており、選手たちを見ながら任せるべき部分と、指導者が動いて練習を動かすように練習運営に努めることで選手たちを育て上げてきた。

 代表的な取り組みとして、主将や県大会のメンバーを選手間投票で決めるようにするなど、自主性を通じて責任を持たせることでチームを鍛えてきた。

 もう1人の楠城監督が率いる九州国際大付は、11年ぶり3回目となるセンバツ出場となる。
 小倉高、早稲田大と渡り歩いてプロの世界に入ると、7年間現役でプレー。その後、西武のスカウトや編成部長などを経て九州国際大付に2014年より監督に就任し、現在に至っている。

 技術はもちろんだが、気持ちの部分もしっかり指導するようにしており、福岡の強豪・九州国際大付を鍛え上げてきた。

 監督として甲子園に再び戻る元プロ野球選手の2人。センバツではどのような采配を振るうのか楽しみだ。