【東北】盛岡大附がコールド発進!次戦は仙台育英と激突<20日の結果・トーナメント表>
中沢舟汰(盛岡大附)
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第74回秋季東北地区高校野球大会が宮城県で開幕。初日は1、2回戦4試合が行われた。
石巻市民球場の第1試合は、4回に一挙6点のビッグイニングを作った盛岡大附が12安打9得点5盗塁、8回コールドで学法石川に快勝した。
3回戦まで進出した夏の甲子園のメンバーから残ったのは新4番の中沢舟汰左翼手(2年)だけ。旧チームのような破壊力ある打線にはまだまだ達していないが、新チームの武器は機動力。3安打を含む4出塁の1番・佐藤洋輔一塁手(2年)は2つの盗塁を成功させるなど、随所で積極的な走塁が光った。2回戦は仙台育英(宮城1位)対戦する。
第2試合は4対4の9回に、大館桂桜の3番・福田春輝投手(2年)がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち勝ち越すと、その裏にエース福田投手は足を攣りながらも聖和学園打線を抑え完投。準々決勝進出を決めた。
仙台市民球場で行われた、もうひとつの1回戦では東奥義塾(青森)が大曲工(秋田)を5回コールドの圧勝で下した。初回に二死満塁から連続適時打で4点を奪うと、2回には4本の長短打を浴びせ5得点と圧倒した。先発の中田歩夢は3回を4安打無失点、2番手の木村駿介も1安打無失点と、相手に得点を与えず初戦を突破した。
八戸工大一(青森)は7対0の7回コールドで山形を制した酒田南を大差で破った。初回に暴投とスクイズで2点を先制。4回にも2点を追加すると、5回にも3得点。先発・廣野風雅は7回3安打無失点の好投を見せた。
第2日は21日、2回戦残り6試合が行われ、ベスト8が出そろう予定。
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■大会日程・結果
第74回 秋季東北地区高等学校野球大会
■10月20日の試合
■10月21日の試合