全学年に逸材揃う横浜と3人の好投手擁する広島新庄は激戦の予感!/2日目見どころ
立花 祥希(横浜)、花田 侑樹(広島新庄)
好試合が続いた大会初日。大会2日目は早くも名門校が続々と登場する。第2試合は広島新庄vs横浜の一戦だ。
2試合目で好ゲームが実現。まず横浜は背番号1を任される1年生左腕・杉山遥希に注目が集まる。最速では130キロ後半の速球、切れのあるスライダー、カーブを投げ分ける技巧派左腕。右腕・山田烈士、140キロ台の速球を投げる大型左腕・金井慎之介もリリーフで待機する。打線はトップバッターを務める1年・緒方漣がチャンスを作り、金井、立花祥希と右、左に好打者が揃うのが魅力だ。
広島新庄は140キロ中盤のの速球、多彩な変化球を投げ分ける本格派右腕・花田 侑樹、切れのある速球とチェンジアップで翻弄する左腕・秋山 恭平、春に急成長した技巧派左腕・西井 拓大と3投手を使う。打線では4番も打つ花田が広島大会で2本塁打を放っており、さらに5盗塁を決めており、走れる。チーム23盗塁を決めており、機動力で仕掛けられるのも魅力だ。
両投手の持ち味が実現すれば、3点勝負のロースコアになりそう。ただ、横浜は7試合中、6試合が二桁得点。広島新庄も準決勝で5点差を逆転勝利している。走者が溜まった展開で一気に仕掛けていけば、予想を大きく上回る大量点を取る展開もあるかもしれない。そういう時こそ、ポジショニング、配球といった細かな守備が勝敗を分けそうだ。
■大会日程・応援メッセージ
第103回全国高等学校野球選手権大会
■8月11日の試合