70代の名将3人、夏甲子園での手腕に注目
9日に開幕する第103回全国高校野球選手権大会。今大会は3名の70代監督が出場する。
鹿島学園 鈴木博識(71)
専大松戸 持丸修一(73)
県立岐阜商 鍛治舎巧(70)
最年長は今春の選抜大会と同じく73歳の持丸監督(専大松戸)だ。竜ヶ崎一出身で自身も高校時代は二塁手で甲子園出場を果たした。国学院大を経て母校の監督に就任すると、藤代、常総学院、専大松戸と渡り歩き、歴任した全4校を甲子園へ導いている。鹿島学園の鈴木監督は同校を初の甲子園へ導いた。日大藤沢の監督時代は2度甲子園出場を果たしており、26年ぶりの聖地となる。
解説者としてもお馴染みの県立岐阜商の鍛治舎監督は、18年に同校の監督就任以来、「夏の甲子園」は初めて。初戦は明徳義塾に決まり、馬淵史郎監督(65)との名将対決が実現。指揮官の手腕にも注目が集まる一戦になりそうだ。