帝京、早稲田実はどこの夏ノーシードで挑む強豪校
武藤 闘夢(帝京)
19日、東京では第103回全国高等学校野球選手権大会東西東京大会の組み合わせ抽選会が行われる。2年ぶりの開催となる今大会。今年は東東京大会は139校、西東京大会は132校が参加する。春の都大会16強にシード権が与えられるが惜しくも敗れ、ノーシードでこの夏を迎える主な実力校は以下の通り。
東東京からは昨夏独自大会王者・帝京がノーシードで挑む。秋は都2回戦で都立小山台に0対10のコールド負け。春は都1回戦で日本学園に1対5で敗れ精彩を欠いた。昨年のチームからから主力として活躍する武藤 闘夢主将を中心に、この夏は鍛え上げられた勇ましい帝京の姿に期待したい。
都内屈指の好左腕・林 平太郎を擁する都立城東は昨秋一次予選で好投手・木下 孔晴擁する都立日野を前に0対1で敗れ都大会進出を逃した。さらに春季大会の一次予選も中止となり、この春は公式戦を戦えずに夏を迎える。逆襲に燃える都立の雄はこの夏でどんな戦いぶりを見せてくれるだろうか。
西東京には昨夏甲子園交流試合出場の国士舘、強打者・清宮 福太郎擁する早稲田実などの伝統校がノーシードとなっている。集大成の夏に意地を見せることができるか。そして秋は8強入りし東京都のセンバツ21世紀枠推薦校にも選出された日大二も昨年のチームに続き総合力の高さを見せてきた。夏の戦いぶりにも目が離せない。