センバツ出場2校が地方大会優勝。多くのチームが上位へ
関東大会優勝を果たした専大松戸
選抜に出場したチームは選抜に合わせてチームを作っているため、戦い方が難しいと聞く。ただ今年に限ってはそれがあてはまらない。選抜の経験をしっかりと糧にしているチームが実に多いのだ。
東北 仙台育英 県決勝進出
関東 専大松戸 関東優勝
関東 常総学院 関東ベスト4
北信越 敦賀気比 県優勝
近畿 大阪桐蔭 近畿ベスト4
京都国際 近畿ベスト4
智辯学園 近畿ベスト4
中国 広島新庄 県優勝
四国 明徳義塾 四国準優勝
九州 福岡大大濠 九州ベスト4
具志川商 九州優勝
ここまで2チームが優勝。九州初制覇の具志川商は選抜で一皮むけて、かなり強力なチームへ成長。近畿は準決勝で智辯学園vs京都国際の対決が実現するため、近畿地区からもセンバツ出場チームの決勝進出が決まっている。
秋から打線が見違えるように変わった専大松戸、選抜後から一気に打線の状態を高めた常総学院、それ以外のチームも新戦力を試しながら着実に勝利を積み重ね、レベルアップを見せている。
今年も新型コロナウイルスの感染拡大で、練習試合の制限、リスケが多いと聞く。その中で公式戦を経験できているのは大きい。センバツだけではなく、夏もリードするチームになる可能性は高い。