坂本勇人2世・増田陸(明秀日立出身)は3軍から這い上がることが出来るのか
増田陸
リーグ3連覇、そして日本一を目指し2021年シーズンを迎える読売ジャイアンツ。今年も4班に分かれてキャンプをスタートさせ、1軍にはルーキーである平内龍太(神戸国際大付出身)と伊藤優輔(都立小山台出身)の2人が呼ばれたことで話題となっている。その一方で悔しい3軍スタートを迎えたのが3年目・13702(明秀日立出身)だ。
1年目は怪我の影響で手術を行い試合に出られなかったものの、その年のオフのウインターリーグで爪痕を残すと、2年目の昨シーズンは48試合に出場。2本のホームランを放つなど、一歩ずつステップアップを重ね、今オフも先輩である坂本勇人(光星学院出身)とともに練習を行うなど、3年目に向けて準備を続けてきた。
2軍にはルーキー・中山礼都(中京大中京出身)らが選ばれたが、まずは彼らに追いつくことが出来るか。競争の激しい巨人において、まずは少ないチャンスでどれだけ結果を残すことが出来るかがポイントとなるだろう。同じ金沢成奉監督の指導を受け、以前坂本がつけていた背番号61を背負う坂本2世の3年目の飛躍に期待したい。
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