【秋季東京都大会】戻ってきたエース・岡村 海琉が二松学舎打線を封じ、日大三が3年ぶりの決勝進出！
復活登板を果たした岡村 海琉を満面の笑みで出迎える宇山 翼（日大三）
11月14日、明治神宮球場で行われている秋季東京都大会の準決勝、二松学舎大附と日大三の一戦は日大三が3対2で勝利し、3年ぶりの決勝進出を決めた。
まず試合が動いたのは2回表。二松学舎大附は二死一塁の場面に3番・瀬谷 大夢の左越適時二塁打で1点を先制。
4回裏、1点ビハインドで迎えた日大三は、2番・齋藤 広空が死球で出塁すると、送りバント、暴投で一死三塁とし4番・林 夢人が右犠飛で返し1対1の同点とした。
6回表、日大三先発の宇山 翼は無死満塁のピンチを迎えるも、7番・鎌田 直樹を三振、8番・秋山 正雲を併殺打に抑え無失点で切り抜けた。
1対1の同点のまま試合は終盤戦へ。そして試合が動いたのは8回裏。日大三は9番宇山のチーム初安打からチャンスを作り、2番・齋藤 広空の左前適時打で勝ち越しに成功。さらに4番・林 夢人の適時打で3対1と追加点。
ここまで苦しめられていた秋山を攻略し、試合は9回へ。9回表、ここまで力投の宇山が乱れ、バッテリーミスで1点を返され、一死一、三塁のピンチを広げてしまう。ここで日大三はエースの岡村 海琉が登板。岡村は故障で出遅れていたが、ついに復活を果たし、今大会初登板。岡村は切れのある速球で強力な二松学舎大附打線を抑え、決勝進出を決めた。
戻ってきたエースの快投で、勢いづいた日大三は3年ぶりの優勝を狙う。
◇11月14日の試合
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