森下暢仁(大分商出身)、石川昂弥(東邦出身)らが15人がデビュー!1軍の舞台に立ったルーキーたち【セ・リーグ編】
石川昂弥(東邦出身)と森下暢仁(大分商出身)
2019年は10月17日にプロ野球ドラフト会議が開催され、選手たちの下に吉報が届いた。それから1年が経過し、2020年はイレギュラーな1年になったとはいえ、シーズンも佳境に入った。ルーキーたちも1年目が終わろうとしているが、指名をされてから1年経ち、1軍にレギュラーシーズンで出場できている選手が誰なのか。
今回はセ・リーグの6球団を見ていきながら、嬉しい指名から1年で1軍の舞台に上がったルーキーたちを見ていきたい。
<セ・リーグ>
・読売巨人
なし
・中日ドラゴンズ
石川昂弥(東邦出身)
橋本侑樹(大垣日大出身)
岡野祐一郎(聖光学院出身)
郡司裕也(仙台育英出身)
岡林勇希(菰野出身)
・阪神タイガース
井上広大(履正社出身)
小川一平(横須賀工出身)
・横浜DeNA
坂本裕哉(福岡大大濠出身)
伊勢大夢(九州学院出身)
蝦名達夫(青森商出身)
・広島東洋カープ
森下暢仁(大分商出身)
宇草孔基(常総学院出身)
・東京ヤクルト
吉田大喜(大冠出身)
大西広樹(大商大高出身)
武岡龍世(八戸学院光星出身)
優勝が確実視されている巨人からは10月21日時点ではデビューを果たした選手はいない。一方で2位に位置する中日はセ・リーグでは最多5名が1軍デビューを果たした。橋本、岡野、郡司の大学、社会人卒の3人は多くの出場機会を得たが、1位・石川は1軍初打席に二塁打を放って見せるなど、強烈なインパクトを残した。同級生・岡林も1軍デビューを果たし、初ヒットもマークするなど2年目以降も活躍が楽しみである。
3位の阪神はドラフト6位の小川が登板機会を多くもらっているが、16日に履正社の主砲だった井上が1軍で初ヒットが初打点と記憶に残る1本を放った。ファームではタイトル獲得の勢いで活躍を見せており、今後の成長に期待が膨らんでいく。
横浜、広島はともに即戦力として期待された大学生が早くも1軍デビュー。特に広島の森下は新人王争いにも絡むピッチングを見せており、存在感を発揮している。
最下位に沈んでいるヤクルトでも吉田、大西の大卒投手が登板をしている一方で、ドラフト6位指名だった武岡が8月に1軍デビューを果たし、巨人・菅野智之投手(東海大相模出身)からヒットを記録している。
こうして1軍の舞台を経験した選手もいる一方で、奥川恭伸投手(星稜出身)や西純矢投手(創志学園出身)は未だ1軍デビューは果たしていない。1軍の舞台でプレーする姿を見られるのはいつになるのか。これからの成長を楽しみに待ちたい。