藤原恭大（大阪桐蔭）と林晃汰（智辯和歌山）が揃って活躍！ミレニアム世代を代表するスラッガーは覚醒なるか
高校時代の藤原恭大と林晃汰
9日、ミレニアム世代の2人のスラッガーが1軍で存在感を示し、首脳陣へのアピールをした。
1人目が1番・レフトでスタメン出場した藤原恭大（大阪桐蔭出身）。首位・福岡ソフトバンクホークスに9日の試合で勝利した千葉ロッテマリーンズ。藤原はセカンドへの内野安打を含む5打数3安打1打点とチームの勝利に貢献。大きな話題となったが、10日の試合でもヒットを放ち、好調を維持している。
2人目は1軍初ヒットを放った広島東洋カープの林晃汰（智辯和歌山出身）。8回に代打で出場をすると、ライトへの二塁打となり、これが嬉しい1軍初ヒットとなったことが報じられた。
どちらも高校時代は名門校で早い時期からチームの主戦力として活躍。高い注目を集め、期待を寄せられてプロの世界に飛び込んできた。
ただプロの壁は厚く高かった。
藤原は開幕スタメンこそ奪取したが、出場は6試合のみ。林に関してはルーキーイヤーは1軍出場とはならなかった。2年目となった今シーズンも、ともに2軍での生活が長かったが、シーズン終盤にチャンスをつかみ取った。
しかし2人とも2軍では結果を残しており、少しずつ階段は登っている。
＜藤原恭大＞
58試合出場 226打数52安打 打率.230
本塁打7、盗塁14、打点19、長打率.376、出塁率.332、OPS.708
＜林晃汰＞
57試合出場 220打数57安打 打率.259
本塁打7、盗塁2、打点32、長打率.414、出塁率.310、OPS.724
藤原は盗塁、林は長打率等でリーグ上位の成績を残しており、着実にプレースタイルを確立してきているのではないだろうか。林は11日で2軍に降格となってしまったが、これをきっかけに一気にブレークするか。ミレニアム世代を代表するスラッガーの今後の一振りに注目したい。
