プロ志望届提出の上出拓真がリーグ戦初勝利初完封!国学院大が東洋大に完勝
リーグ戦初勝利を完封で飾った上出拓真(札幌第一出身)
東都大学野球秋季リーグ戦、第1日目の国学院大と東洋大の試合は、プロ志望届を提出している右腕・上出拓真(札幌第一出身)の好投で、国学院大が2勝目を挙げた。
国学院大は2回、8番・青木寿修(國學院栃木)のレフト線への先制タイムリー、さらに9番・福永奨(横浜出身)のタイムリーで2点を先行すると、後半に入った6回にも1点を追加する。
さらに8回には、再び8番・青木のタイムリーで追加点を加えると、9回にはランナー二人置いて、6番・内藤諒一(中京大中京出身)がダメ押しのスリーランホームラン。着実に得点を重ねて、7得点を挙げる。
投げては、背番号18の右腕。上出拓真が、9回を投げて5安打9奪三振、無失点の好投。試合は7対0で国学院大が勝利し、上出はリーグ戦初勝利を完封で飾った。
上出は昨年から投手陣の軸の一人であったが、肘の状態が芳しくなく昨年10月にクリーニング受けた。
今春からの登板を目指して地道にリハビリを重ね、今秋に遂にリーグ戦初勝利を挙げた。
上出は「今日はツーシームと真っ直ぐが良かったです。プロ志望届を出している以上、変なピッチングは出来ない。次も気を引き締めたい」と話し、気持ちは早くも次戦に向かっていた。
(記事=栗崎祐太朗)