今宮健太(明豊出身)が通算300犠打を達成!達成者7名の出身校を振り返る

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2020.07.07

通算300犠打を達成した今宮健太(*写真は2月のキャンプ時)

 3日、ソフトバンクの今宮 健太明豊出身)が史上7人目の300犠打を達成。史上最年少の28歳11ヶ月での達成となった。現役選手としては唯一の300犠打達成者で、楽天の細川 亨(296犠打)、広島の菊池 涼介(280犠打)と次ぐ。

  今回は300犠打以上を記録した選手と出身校を紹介したい。

・川相 昌弘(岡山南-読売-中日)1982年4位
533犠打 1909試合

・平野 謙(犬山-名古屋商科大-中日-西武-千葉ロッテ)1977年ドラフト外
451犠打 1683試合

・宮本 慎也(PL学園-同志社大-プリンスホテル-ヤクルト)1994年2位
408犠打 2162試合

・伊東 勤(熊本工-所沢高-西武)1981年1位
305犠打 2379試合

・田中 浩康(尽誠学園-早稲田大-ヤクルト-横浜DeNA)2004年自由枠
302犠打 1292試合

・新井 宏昌(PL学園-法政大-南海-近鉄)1974年2位
300犠打 2076試合

今宮 健太明豊-福岡ソフトバンク)2009年1位
300犠打 1069試合

 通算533犠打を記録し、これが世界記録にもなっている川相 昌弘は岡山の県立校・岡山南出身。高校時代は投手として、2年夏と3年春の2度甲子園に出場している。

 歴代2位の415犠打を記録した平野 謙は愛知の県立犬山高出身。プロ1年目まで投手としてプレーし、甲子園の出場はない。

 歴代3位の宮本 慎也と6位の新井 宏昌はPL学園出身。宮本は2年夏に、チームで唯一の下級生でスタメンを張り、1学年上の立浪 和義や片岡 篤史らとともに全国制覇を経験した。新井は3年夏、主将として同校初の甲子園の決勝進出、準優勝へ牽引。この大会で本塁打5本を含む、12安打を放ち、当時の1大会最多安打記録を樹立した。

 歴代4位の伊東 勤は熊本工時代は定時制課程に在籍。1980年夏には秋山 幸二を擁した八代を決勝で下し、甲子園出場を果たした。その後、高卒資格を取得するため、定時制の埼玉県立所沢高へ転向し、その傍ら、西武の球団職員を務め、1982年にドラフト指名を受け正式に選手として西武に入団を決めた。

 ヤクルト時代宮本と二遊間を組んだ田中 浩康は香川の尽誠学園出身。1、2年の夏に甲子園を経験している。進学した早稲田大では、1学年上の青木 宣親、鳥谷 敬らとともにプレー。リーグ戦通算100安打も記録した。

 大分の明豊出身の今宮 健太は高校時代、投手兼内野手として2年春、3年春夏の3度の甲子園に出場。3年時、選抜の2回戦と選手権の準々決勝で菊池 雄星(現マリナーズ)擁する花巻東と対戦し、春夏ともに好ゲームを展開した。

 

 300犠打を達成した7名のうち、6名が高校時代甲子園出場を経験している。そしてそれぞれプロの世界で活路を見出してきた犠打記録を持つ選手たち。今宮は自身のSNSで「嬉しいような嬉しくないような気持ちです」と発言し、大記録達成も「打てる遊撃手」としての道を突き進む。

<*記録は7月7日試合前時点>


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