徐々に喜びがこみ上げてきた智辯学園。強い気持ちで甲子園に乗り込む
智辯学園
6月10日（水）、日本高等学校野球連盟（以下、日本高野連）は、センバツ出場予定の32校に対し、1試合限定の交流試合を甲子園で開催することが決まった。
各地の反応を聞くと、一瞬、唖然として、徐々に喜びがこみ上げてくるという声がほとんどだ。
昨秋、近畿大会ベスト4入りし、二季連続の甲子園出場を決めていた智辯学園はまさにそんな反応だった。
選手たちに今回の決定を話をした井元部長によると、「最初はきょとんしていた感じでしたが、徐々に嬉しそうな表情をしていましたね」と選手の喜びようを振り返る。
智辯学園は5月まで自主練習が中心。6月から分散登校が始まり、今は密にならずにチームとしての練習を始め、6月15日から通常登校が始まり、それに応じて全体練習も始まっていく予定だ。
寮生が多い智弁学園野球部は公共交通機関は使わず、球場、学校、寮の行き来で済ませ、感染を防いできた。
プロ注目で、走攻守三拍子揃った主将・白石陸を始め、気持ちの強い選手が揃った今年の智弁学園。強大なチームを作り上げ、甲子園に乗り込む。
（取材＝河嶋宗一）
関連記事
◆「島から甲子園」を目指す！ 徳之島（鹿児島県）の取り組みに迫る！
◆今年の長崎は激戦区！創成館や長崎商など実力校がひしめく夏の長崎大会の展望を紹介！
◆第369回 長崎総合科学大学附属高等学校（長崎）【前編】
