福岡県は地区ごとで試合を行う案も 東海大福岡・杉山監督「1試合だけでもさせてあげたい」

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2020.05.31

東海大福岡の選手たち(写真は2019年5月撮影)

 福岡県高野連は5月25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった夏の全国高校野球選手権大会の代替となる福岡県独自の大会は開催しないことを発表した。

 東海大福岡の杉山繋俊監督は「夏の選手権大会もずっと淡い期待を持っていましたし、代わりの大会も何かしらあるだろうと思っていました。言葉が出なかったですね」と話し、無念の思いを口にした。

 チームでは現在、3年生は7月いっぱいまでの活動を想定しながら練習を再開しており、杉山監督は同地区の指導者と連絡を取り合いながら、区切りとなる試合を模索している。

 福岡県の高校野球は、福岡地区、北九州地区、筑後地区、中央地区と大きく4つの地区に分けられるが、地区ごとで大会を行う案も一部では上がっており、指導者間では様々な意見が交わされているという。

 「代わりの大会がないことが決まり、私のもとにも色んな指導者から電話がありました。
 他の地区でも様々な話が出ているようですが、もし地区での大会が厳しければさらに小さい規模での大会の案もあります。選手たちには、1試合だけでもさせてあげたいですね」

 福岡県高校野球連盟は今後、大会以外の方法で3年生の思い出作りの場を考えたいと話しており、また学校長の判断による他校との練習試合については制限はない。
 移動の面や球場内での接触など解決すべき課題もあるが、選手たちができるだけ納得する形で高校野球を終えることを願いたい。

(記事=栗崎 祐太朗)


関連記事
各都道府県の学校再開、夏の代替大会開幕予定一覧リスト
栃木県が県独自の試合開催発表へ。7月18日開幕を目指す
新潟県が独自の試合開催へ!開催に向けて検討を進めていく方針示す

【関連記事】
福岡の名伯楽・杉山繁俊監督(東海大福岡)が語る「考える野球」の土台とは?【後編】 【ニュース - コラム】
【2017年春の甲子園】大阪対決となった決勝戦で藤原恭大が2本塁打 【ニュース - 高校野球関連】
第57回 「考える野球」の土台は日常生活の中で作られる 杉山繁俊監督(東海大福岡)【後編】【名将たちの言葉】
第56回 柔軟で緻密、そして「考える」ことこそが杉山野球の真髄 杉山繁俊監督(東海大福岡)【前編】【名将たちの言葉】
第624回 虎視眈々とチームを仕上げ、夏の福岡を一気に捲る 東海大福岡(福岡)【後編】【野球部訪問】
第622回 キーワードは「配球を読む力」 東海大福岡(福岡)に今なお息づく原貢氏の野球観【前編】【野球部訪問】
第620回 「令和最初の福岡の夏を獲りにいく」役者が揃った東海大福岡の主力たちが語る思い【後編】【野球部訪問】
第960回 中学生らしからぬ「大人な」好捕手・ 落合真洋(福岡ボーイズ) 【ネクスト球児インタビュー2019年】
東海大福岡vs唐津商【2019年 練習試合(交流試合)・春】
南筑vs東海大福岡【2019年 練習試合(交流試合)・春】
大阪桐蔭vs東海大福岡【第89回選抜高等学校野球大会】
東海大福岡vs早稲田実業【第89回選抜高等学校野球大会】
東海大福岡vs神戸国際大附【第89回選抜高等学校野球大会】
東海大福岡 【高校別データ】

コメントを投稿する

次の記事:
球界屈指の「ユーティリティ型スラッガー」外崎修汰を誕生させた、攻守における意識の持ち方
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る