平沼翔太(現・日ハム)擁し2015年選抜Vの敦賀気比ナイン 篠原ら5名が社会人の道へ
左から山本 皓大、平沼 翔太、篠原 涼
今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。
2015年選抜第87回大会。この大会を破壊力ある打戦をもって優勝したのが、福井の敦賀気比高校。2014年の夏ベスト4、2015夏はベスト8と圧倒的な強さを誇った当時の敦賀気比ナインのその後を紹介したい。今回は第87回大会決勝、東海大四戦でスターティングメンバーとして出場した選手の現在地についてみていきたい。
【決勝・東海大四戦オーダー】3対1 ◯
1(三)篠原 涼 3年
2(二)中井 基継 3年
3(遊)林中 勇輝 2年
4(投)平沼 翔太 3年
5(中)山本 皓大 3年
6(右)松本 哲幣 3年
7(一)上田 竜也 3年
8(捕)嘉門 裕介 3年
9(左)木下 翔吾 3年
1(三)篠原 涼 3年
筑波大-JX-ENEOS
2(二)中井 基継 3年
龍谷大
3(遊)林中 勇輝 2年
立教大
4(投)平沼 翔太 3年
北海道日本ハム(2015年ドラフト4位)
5(中)山本 皓大 3年
青山学院大-ミキハウス
6(右)松本 哲幣 3年
同志社大-エイジェック
7(一)上田 竜也 3年
関西大-ツネイシブルーパイレーツ
8(捕)嘉門 裕介 3年
横浜商科大-JX-ENEOS
9(左)木下 翔吾 3年
流通経済大
エースで4番の平沼 翔太は、野手で日本ハムに指名を受け入団。2015年選抜優勝投手は打者一本で戦っている。
主将で1番・三塁手の篠原 涼はU18侍日本代表、筑波大、大学日本代表でも主将を務めた。今年からJX-ENEOSに進み、新たなステージに立つ。
また、大学卒業後、硬式野球を継続しているのは、篠原を含め5名。平沼とバッテリーを組んだ嘉門 裕介 は篠原と同じくJX-ENEOSへ。6番・右翼手の松本 哲幣はエイジェック、5番・中堅手の山本 皓大 はミキハウスに進んだ。
7番・一塁手の上田 竜也は広島県福山市に拠点を置く、ツネイシブルーパイレーツに入団した。
選抜優勝時3年生だった選手たちは、今春で大学を卒業し、社会人一年目の年となった。人生の節目を迎えた敦賀気比ナインの今後の活躍に期待したい。
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