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吉田輝星、清宮幸太郎はまだこれから!日本ハムの過去のドラフト1位を振り返る

2020.02.21

吉田輝星、清宮幸太郎はまだこれから!日本ハムの過去のドラフト1位を振り返る | 高校野球ドットコム
入団して2年間だけでも際立った成績を残していた大谷翔平(現エンゼルス)

 キャンプも佳境に入り、いよいよ選手たちはシーズンに向けて実戦モードに入ってきた。2016年の日本一以来のリーグ制覇を狙う日本ハムは21日で先に2軍がキャンプを終了し、25日に1軍が打ち上げとなる。その2軍で注目されているのが2年目の吉田輝星と3年目の清宮幸太郎だ。

 ドラフト1位でともにチームに入団し、吉田は甲子園準優勝。清宮は高校歴代最多の111本塁打マークしたことで、2人に対して大きな期待が寄せられている。だがここまで大きな結果を残せていないのが現状で、これからの巻き返しが注目される。そこで今回は、現在のドラフト制度になってから日本ハムがドラフト1位指名した選手たちの日本ハムでの2年目までの成績を簡単に振り返っていきたい。

2008年:大野奨太
164試合337打数74安打 打率.219、7本塁打

2009年:中村勝
6試合1勝3敗

2010年:斎藤佑樹
38試合11勝14敗

2011年:菅野智之
入団拒否で翌年ジャイアンツへ

2012年:大谷翔平
37試合14勝4敗
164試合401打数103安打 打率.257、13本塁打

2013年:渡辺諒
11試合18打数3安打 打率.167、0本塁打

2014年:有原航平
40試合19勝15敗

2015年:上原健太
10試合1勝5敗

2016年:堀瑞輝
14試合2勝4敗

 現在MLBで活躍する大谷、そして現在のエース・有原が少し際立った成績を残しているが、全体の傾向としてはプロ入り早々から活躍をしているわけではない。それを踏まえれば吉田、清宮は高卒で入り、まだまだこれから成長する選手。将来の野球を代表する選手になるべく、2020年が成長、ブレークのきっかけとなるシーズンになればいいのではないだろうか。

(記事=田中 裕毅

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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