故障者続出のソフトバンクでフル回転の期待がかかる高橋純平 今季初実戦でまずまずの投球
県立岐阜商時代の高橋純平(福岡ソフトバンクホークス)
2015年のドラフト1位右腕・高橋純平が、17日に紅白戦に登板。右太ももの張りで8日のシート打撃登板を回避しており、これが実践初登板となったが、先頭に四球を与えながらも、栗原の盗塁阻止にも助けられ1回を3人で抑える。初の実践としてはまずまずの登板となった。
県立岐阜商時代から、速球派右腕として注目を集めていた高橋。選抜甲子園では150キロを記録し、高校日本代表にも選出された。
プロ入り後は2018年まで1軍登板は1試合のみにとどまっていたが、昨シーズンにプロ初勝利を挙げるとそのまま中継ぎに定着して45試合に登板。ブレイクを果たして、大きな存在感を見せた。
チームはここまで、甲斐野央や高橋礼など故障者が続出している状況で、主力の集うA組だけでも7名の投手が故障者となっている。先発転向の希望もあったが、チーム状況を踏まえると、昨年の実績も踏まえて中継ぎ起用の可能性も高い。
3年連続で日本一に輝いているソフトバンクだが、ペナントレースでは2年連続で優勝を逃している。まずはペナントレースを制すために、高橋にはフル回転の活躍が求められるだろう。
2020年にさらなる飛躍を遂げるか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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