野村克也氏の背番号「19」を引き継いだ甲斐拓也が特大本塁打!
甲斐拓也
13日、福岡ソフトバンクは紅白戦を行い、野村克也氏の背番号「19」を受け継いだ甲斐拓也が初打席で2ラン本塁打を放った。
相手投手は育成枠出身で今季伸び盛りの尾形 崇斗(学法石川出身)から本塁打を放った。
尾形が投じた高めのストレート。そのストレートに対しヘッドが下がらず、インサイドアウトのスイングで強く押し込んで、両翼100メートル、中堅122メートルの広いアイビースタジアムの左中間に打ち込む豪快な本塁打となった。さらに続く打席でも二塁打を放った。
昨季育成野手出身としては初めてとなる二けた本塁打。甲斐の打撃は、高めを強く押し込んで長打にできる技術が優れているということだ。プロの場合、一瞬だけ浮いた高めのボールを長打にできる技術が重要となる。甲斐もかつては打撃面で苦しんでいた時期はあったが、年々成長を見せている。
大尊敬している野村氏の背番号を引き継ぎ、逝去された11日、報道陣の前に感謝の思いを述べていた甲斐。今季、大飛躍へ。上々のスタートを切った。
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