群馬のホームランアーチスト、徳島の速球派サイド・箭内などワールドトライアウトに参加する実力者たち
BCリーグのホームランアーチスト・速水隆成(桐生第一出身)
11月30日から開催されるワールドトライアウト。その参加者が決まった。このトライアウトは11月7日に保土ヶ谷球場で行われた一次トライアウトの通過者、元NPB経験者、NPBを狙う外国人選手が参加する。今回、注目したいのは、一次トライアウトを通過した独立リーガー、一般選手の顔ぶれである。
四国アイランドリーグ、BCリーグ、関西独立リーグの実力派が合格している。関西独立リーグの本塁打王・甘露寺 仁房(日大三出身)、BCリーグのホームランアーチスト・速水隆成(桐生第一出身)、四国アイランドリーグでは独立リーグ日本一となった徳島インディゴソックスの速球派の右サイドハンド・箭内翔太(東日本国際大昌平出身)が参加する。
この3人はトライアウト内でもずば抜けていた。甘露寺は本塁打競争でガンガン本塁打をマークし、速水は打撃練習で本塁打を打ちすぎた影響で、選考試合では勝負を避けられてしまい、1打数0安打3四死球。選考試合の合間に行われた本塁打競争では出場選手ナンバーワンの本塁打を記録するなど飛距離に関しては一級品。ぜひ参加投手は真剣勝負で、速水に挑むことを願いたい。
箭内も選考試合で無死満塁の場面から登場し、140キロ中盤の速球、キレのあるスライダーで抑え込み、無失点に抑えるピッチングは見事だった。
ほかにはナックル使いの佐野太河(浜松南出身)、元JX-ENEOSで今季はアメリカのスカウトリーグでプレーした速球派右腕・内田 聖人(早稲田実業出身)、栃木ゴールデンブレーブスの主砲・新山 進也(松本第一出身)も参加。果たして、この中から海外での挑戦権を手にする選手はだれになるのか、注目したい。
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