城西国際大に現れたニュースター・中島隼也!最大の武器はチェンジアップ!

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2019.11.20

中島隼也

 慶應義塾大の19年ぶりの優勝で幕を閉じた明治神宮大会。今年も多くの好投手が神宮球場を沸かせてくれた。その中の1人が城西国際大学の3年生・中島 隼也だ。

 今大会初出場となった城西国際大学は千葉県大学野球連盟に所属。国際武道大や中央学院大が所属する同リーグで、城西国際大は2019年の春・秋リーグ戦連覇を達成。6月に開催された全日本大学野球選手権大会では4年ぶり2回目の出場を果たし、ベスト8進出。初出場となった明治神宮大会ではベスト4進出と、大躍進を遂げた1年になった。

 その躍進を支えた1人が中島だ。
 千葉県出身の中島は中学時代、千葉市シニアでプレー。それから高校は仙台育英へ進学。1つ上には佐藤 世那平沢 大河郡司 裕也の準優勝メンバー。そして1つ下には西巻 賢二がいた中で今から5年前の2014年の神宮大会、そして2015年の選抜でベンチ入り。甲子園準優勝を果たした2年生の夏は怪我の影響でベンチ外。

 その後は東北大会に出場をするものの、最後の夏はライバル・東北と延長11回を投げきったがサヨナラ負け。甲子園出場とはならず、高校野球を終えた。

 それから中島は地元・千葉に戻り、城西国際大へ進学。1年生の春からリーグ戦で登板し、実績を積み続けると、3年生になり覚醒。6勝をマークして最多勝受賞し、最優秀選手賞を受賞。さらにベストナインを獲得し、一躍その名を広げる。すると続く秋でも5勝をマークして最多勝を記録。そしてベストナインも受賞して、11月30日から行われる侍ジャパン大学候補合宿に追加召集された。

 勢いの乗る中島の武器はチェンジアップだ。
 高校3年生の春から投げ始めた必殺の武器だったが、ここまで昇華したのは大学に入ってからだと本人は語る。
 「人差し指と薬指で軽く挟んで、中指は添える感じで握ります。この握りは高校から変えていませんが、力感や肘をきっちり上げてから投げるようになったことで空振りを取れるようになりました」

 このボールに対して明治神宮大会で対戦した広島経済大の4番・白金弘樹は「(チームで)低めのチェンジアップに手を出さないようにして、浮いてきた甘いボールを打つようにしました。けど、ストレートはコーナーに決まってチェンジアップにも手が出てしまいました」と称賛した。

 このことについて中島は、「警戒されている中、チェンジアップで空振りを取れるのは自信になります」と全国の舞台で通じたことに確かな手ごたえを感じ取った。

 このほかにも最速141キロのストレートに加えて、スライダーやカーブを駆使して相手を翻弄する中島。ドラフトイヤーとなる2020年、地元・千葉から世界の舞台へ駆け上がる、新星の投球に注目だ。

(文=田中 裕毅)

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