伝統校・早稲田大学からは実力ある4名がプロ志望届を提出
これまで数多くのプロ野球選手を輩出してきた早稲田大学。そんな先輩たちの背中を追いかけて13日時点で4名の選手がプロ志望届提出した。その顔触れは以下の通りだ。
小藤翼
檜村篤史
福岡高輝
加藤雅樹
強豪・日大三出身の小藤に、2度の甲子園出場経験を持つ木更津総合出身の檜村。さらには昨年大学代表に選出された福岡、現主将で甲子園ベスト4に入ったことのある加藤が提出した。
左から檜村篤史、福岡高輝、加藤雅樹、小藤翼
▼2019年のプロ志望届提出者
小藤翼(日大三出身)
全国屈指の名門・日大三で3年間を過ごした小藤。1年生からベンチに入り実力を磨いていくと、高校通算14本塁打の打力に二塁送球1.8秒の強肩を誇る捕手になる。当時関東一にいたオコエ瑠偉を3年生の春の都大会で刺すなど、確かな実力をもって早稲田大学へ進学。1年生の秋に初めて試合に出場し、規定打席に到達。打率.325をマークすると、今春はベストナインを初受賞した。
檜村篤史(木更津総合出身)
木更津総合時代に2度の甲子園を経験する檜村。4番打者としてチームを牽引し高卒でプロを目指すかと思われたが、大学進学を選択。名門・早稲田大の門を叩くと2年生の春から試合に出始める。すると2018年の年末に行われた大学候補選考合宿に呼ばれ、本塁打を放って存在感を示す。そして今春のリーグ戦ではベストナインを受賞し、着実にステップアップしてきた。
福岡高輝(川越東出身)
甲子園出場経験はないものの、高校時代は埼玉県を代表するショートストップとして注目された逸材。2年生の春からリーグ戦に出場。その年の秋のリーグからレギュラーに定着し、規定打席に到達。打率も安定した数字を残し、昨年の大学日本代表に選ばれた実力者である。
加藤雅樹(早稲田実業出身)
現主将の加藤は、早稲田実業でも主将を務めている。高校時代は2つの下の清宮幸太郎と中軸を組んで甲子園ベスト4進出。確かな実績を大学野球に飛び込み、2年生の春には首位打者とベストナインのW受賞。今春の2度目のベストナインを獲得し、ドラフトに向けて弾みをつけている。
▼近年のプロ志望届提出者
2018年 小島和哉(千葉ロッテマリーンズ)
2017年 大竹耕太郎(福岡ソフトバンクホークス)
三倉進(日立製作所)
2016年 竹内諒(Honda鈴鹿)
石井一成(北海道日本ハムファイターズ)
2015年 河原右京(トヨタ自動車)
茂木栄五郎(東北楽天ゴールデンイーグルス)
重信慎之介(読売ジャイアンツ)
2014年 中村奨吾(千葉ロッテマリーンズ)
有原航平(北海道日本ハムファイターズ)