KEIOからNPBへ!郡司 裕也など慶応義塾大学からプロ志望届けを提出した5選手
今年も続々とプロ志望届を提出する高校生、大学生が出てきたが、9月10日、慶応義塾大学の5選手が新たにプロ志望届を提出した。侍ジャパン大学代表にも選出された郡司裕也を始め注目が集まる5選手を、近年のプロ志望届提出者と併せて紹介する。
左:高橋 佑樹 右:郡司 裕也
▼2019年のプロ志望届提出者
高橋 佑樹(慶應大)川越東出身
川越東時代から注目左腕だった高橋は、入学直後の春季リーグ戦からベンチ入りし、リーグ戦の先発マウンドを踏んだ。2年からは先発に定着すると、春の東大2回戦でリーグ戦初勝利。3年秋には10試合に登板し、6勝を挙げベストナインに選出された。4年春も4勝を挙げ、ここまでで通算14勝をマークしている。
津留崎 大成(慶應大)慶應義塾出身
同じく投手の津留崎は、高校3年時に受けたトミー・ジョン手術の影響でリーグ戦デビューは2年春だった。2年秋に初先発初勝利を挙げると、明治神宮大会出場に貢献。通算3勝にとどまっているが、最速150キロの速球が注目の右腕だ。
中村 健人(慶應大)中京大中京出身
中京大中京では3年夏の愛知大会を制し、同期の上野翔太郎(現・駒大)らとともに甲子園出場も経験した中村。1年春にデビューし、順調に出場機会を増やすと、3年春に長打力が開花。今秋ドラフト1位が見込まれている明大・森下暢仁からの一発を含む5本塁打を放ち本塁打王に。勝負強い打撃でプロ入りを狙う。
柳町 達(慶應大)慶應義塾出身
津留崎とともに高校時代から慶應でプレイする柳町は、1年春からレギュラーに定着。いきなり打率3割、2本塁打、8打点を記録し、外野手のベストナインを獲得。以降もコンスタントに安打を積み重ね、今春までに通算102安打を記録。東京六大学野球屈指のヒットメーカーとして、ドラフト指名が期待される。
郡司 裕也(慶應大)仙台育英出身
慶應義塾大野球部主将にして、侍ジャパン大学代表にも選ばれるなど、大学球界屈指の強打の捕手。仙台育英時代には平沢大河(現・ロッテ)、佐藤世那(現・横浜球友クラブ)らとともに夏の甲子園準優勝を経験。大学でも1年秋からレギュラーで、通算81安打、9本塁打を記録しており、ドラフト上位指名が期待される。
▼近年のプロ志望届提出者
2018年 提出者なし
2017年 岩見雅紀(東北楽天・2位)
2016年 矢崎拓也(広島・1位)※旧姓:加藤
2015年 谷田成吾(元・徳島インディゴソックス)
横尾俊建(日本ハム・6位)
山本泰寛(巨人・5位)
2014年 藤本知輝(元・JFE西日本)
あわせて読みたい!
◆慶應義塾が誇る強打者!大学通算85安打の柳町 達ヒストリー!
◆郡司 裕也選手(仙台育英-慶應義塾大)「好投手たちと共に登った『成長の階段』」