ドットコム編集部選定「第101回大会応援団賞」を発表! 最優秀応援団賞はあの「甲子園初勝利校」に!
8月22日(木)に履正社(大阪)と星稜(石川)が初優勝を懸け決勝戦を迎える「第101回全国高等学校野球選手権大会」。今年も参加49校がグラウンド上だけでなく、アルプススタンドからも、それぞれの形で大会を盛り上げてくれたことに心から拍手を送りたいと思います。
そこで「高校野球ドットコム編集部」では98回大会以来続く「応援団賞」を今年も選定!今大会はいまや王道的存在の習志野市立習志野高等学校(千葉)や智辯学園和歌山高等学校(和歌山)、智辯学園高等学校(奈良)、作新学院高等学校(栃木)、東海大学付属相模高等学校(神奈川)の他にも例年以上に各校特色あふれる応援が多く選考は例年以上に難航を極めましたが、この4校を表彰校に決定、選考理由と共に紹介していきます。
<応援団特別賞>関東第一高等学校(東東京)
技術的にトランペットの独唱で入る必殺シリーズのテーマから大音量へ一気に転ずる「西部警察のテーマ」へのつなぎが秀逸。その時、思わず固唾をのんで聴き入ってしまうメロディーラインの美しさを高く評価した。
<優秀応援団賞>鶴岡東高等学校(山形)
応援曲自体は「シンプル・イズ・ベスト」。加えて毎試合声量のハートフルさが素晴らしく、吹奏楽団の質が高い高松商(香川)・習志野を破っての史上初ベスト16入りに貢献。「応援は気持ち」の基本を再発見させてくれた。
<優秀応援団賞>星稜高等学校(石川)
過去にサッカー部応援の際、国立競技場、埼玉スタジアム2002といった巨大スタジアムで応援を繰り広げた経験を活かした「星稜コンバット」の音量とテンポが今大会特に試合の流れを引き寄せる一助に。
<最優秀応援団賞>國學院大學久我山高等学校(西東京)
甲子園の新名曲となった「久我山一本」を筆頭に過去の甲子園出場時のスローテンポイメージを根底から覆す「ノリのいい」曲調で前橋育英(群馬)戦の大逆転勝ち、甲子園初勝利を引き出す殊勲功。なおかつ得点時の「久我山賛歌」は継承。伝統と改革の両立でスタンドを埋めたOB・OGのみならず大観衆の支持を得た。
なお「最優秀応援団賞」に選出された國學院大學久我山については近日中に「久我山一本」の誕生秘話を掲載予定です。どうぞお楽しみに!