昨秋の県大会決勝戦の再戦!甲子園に行くのは明石商?それとも神戸国際大付?
左:神戸国際大付・鍵翔太(2019年 春季近畿地区大会 準決勝 郡山戦から)
右:明石商・中森俊介(2019年6月 招待試合 大分戦から)
昨秋の県大会決勝戦の再戦!甲子園に行くのは明石商?それとも神戸国際大付?
28日、兵庫大会は準決勝2試合が行われ、明石商と神戸国際大付の2校が決勝戦へ勝ち進んだ。これは2017年の兵庫大会決勝、そして昨秋の兵庫県大会決勝と同じ顔合わせである。3季連続の甲子園を狙う明石商と2年ぶりの甲子園を目指す神戸国際大付の注目の一戦を前に、チームの現状を簡単に見ていきたい。
▼神戸国際大附
プロ注目の好投手・藤本竜輝も攻略した神戸国際大附。140キロ中盤の速球を投げ込み、今大会全ての試合で先発している剛腕サイド・松本凌人。そして145キロを誇り、姫路工に西宮東、そして社戦でリリーフ登板しているエース・鍵翔太を擁した強力投手陣。
さらに3回戦から固定している1番・松浦隆己主将に2番・浅成翔天、そして3番・柴野琉生を軸にした強力打線を武器に試合を優位に進めていきたい。
▼明石商
明石商は重宮涼、水上桂、安藤 碧の3年生打者が中心となって引っ張っている。特に安藤は今大会2本の本塁打をマークしており好調を維持している。そして2年生スラッガー・来田涼斗の爆発も期待される。
そして明石商はエース・中森 俊介はここまで完投させず、完投したのは初戦の三田学園での溝尾海陸と、準決勝の高砂戦での杉戸理斗の2人。今大会は彼ら3人と5回戦の兵庫柏原戦で登板している永井優と安藤といった5人を使い負担を軽減してきた。甲子園がかかった大一番でどのような起用をしてくるか、注目される。